おはようございます、カズヤです。
巷で話題となっている16時間断食では、ライフスタイルに合わせてスケジュールを組む必要があります。
そこで朝食抜きを選択される方も多いのではないでしょうか？
今回は、16時間断食の朝食抜きはどうなの？だということについてお伝えしていきます。
朝食抜きのデメリット・メリットについて深掘りしていますのでぜひ参考にされてみて下さい。
カズヤ 【16時間断食】朝食抜きのデメリットとは？
朝食抜きのデメリットは下記の3つです。
- 朝食を食べないと力が出ない人もいる
- お通じのサイクルが乱れることがある
- 朝食抜きの方が痩せづらい
朝食を食べないと力が出ない人もいる
僕が出会った中ではあまり多くはありませんが、朝食を食べないと1日の活力が湧かない！！という方が稀にいらっしゃいます。
朝にしっかり食べないと「フラフラして力が出ない、仕事にならない」といったようになる人には朝食抜きはもちろん向いていません。
朝食が1日の活力になる方は、別の時間帯に食事を抜いた方が良いですね。
お通じのサイクルが乱れることがある
朝食を食べることで腸の蠕動運動が刺激されて、排便が促されるということがあります。
朝ごはんの蠕動運動の刺激によってこれまで排便されてきた人は一時的にお通じのサイクルが乱れてしまうことがあるのです。
いつもの時間に排便が来なくなったり、毎日のペースが2日に1回になったりすることがあります。
基本的には朝食抜きの16時間断食に慣れてくるとお通じが以前よりもよくなることが多いです。
食事のリズムが変わったことで、お通じのサイクルが再調整されている時に起こることがあります。
朝食抜きの方が痩せづらい
16時間断食で朝食抜きと夕食抜きでは、後者の方が痩せやすい傾向にあります。
これは時間栄養学的に、夕食を抜く方が人は痩せるのです。
なので、どちらかと言えばダイエットには夕食抜きの16時間断食の方が効果的ではあります。
朝食抜きのメリットとは？
もちろん朝食抜きにもメリットはしっかりありますよ。
お腹が減りづらい時間帯
16時間断食は3食のうちの一食を抜くことになるので、一番楽な時間帯が良いですよね。
朝起きてすぐに「お腹ぺこぺこだよ」という方も珍しいのではないでしょうか。
だから朝食は、シリアルなどの軽食で済ませる方が多いですよね。
それほどお腹が減っていない時間帯なので、昼食や夕食に比べると空腹が凌ぎやすい時間帯と言えますね。
朝寝坊して朝食を食べれずに出社した経験は誰でもあるのではないでしょうか。それで凄く辛かったという方は珍しいはずです。
睡眠時間が利用できるので空腹が楽に
16時間断食の参考書である「空腹こそ最強のクスリ」で紹介されている昼食抜きのスケジュールの例を紹介します。
昼食抜きの場合だと、朝6時〜夜22時まで空腹時間となるので起きてる間に空腹を我慢することになります。
「これは辛いですよね？」
でも、朝食抜きの場合は睡眠時間8時間とすればあと8時間だけ、我慢すれば16時間断食が成立します。
睡眠時間が利用できるので空腹時間がずっと楽になります。
朝は排泄の時間帯
人間にはサーガディアンリズムといって、摂取・吸収・排泄の時間帯が決まっています。
概日リズムから言えば、朝は排泄の時間帯です。
4時から正午までは排泄にエネルギーを使い、体をデトックスする時間帯なのです。
そこに食べ物を入れてしまうと、消化にエネルギーを使うことになり排泄が妨げられてしまいます。
サーガディアンリズムから見ると、朝食抜きは人の理想的なサイクルなのです。
朝食抜きは痩せる研究結果あり
ダイエット目的でも朝食抜きはおすすめです。
上記のデメリットでは夕食抜きの方が痩せやすいと言いましたが、朝食抜きでもダイエットには十分効果的です。
2014年に283人を対象に行なった実験があります。
この実験では3つのグループに分けて体重や体脂肪などの健康指標を測定したものでした。
- 朝食にシリアルを食べたグループ
- 朝食にオートミールを食べたグループ
- 朝食抜きのグループ
上記の3つを比較した結果、体重が大幅に減ったのは「朝食抜きのグループ」でした。
朝食を抜くと総摂取カロリーが減り、痩せるという結論です。
なので、ダイエット目的で16時間断食を行う場合でも調整抜きは十分すぎる効果が期待できます。
会食がしやすい
朝食に会食がある人はほとんどいないはずです。
人との会食はランチか夕食と相場は決まってますよね。
なので朝食抜きにすると人との交流の妨げにならないので生活とのバランスをとりながら16時間断食を行える点も大きなメリットと言えるでしょう。
夕食抜きの16時間断食になると、夜の会食ができなくなってしまいますからね。
仕事上の付き合いやパートナーとのデートが予想される方などに朝食抜きはおすすめです。
軽食なら食べなくても良いのでは？
朝からステーキやハンバーグを食べる人はまずいないです。
- シリアル
- ヨーグルト
- 食パン1枚
といった方も多いはずです。
いずれにしても朝食と夕食では、夕食の方がご馳走様でしょう。
朝食を軽く済ませるくらいなら「食べなくても良いのでは？」ということです。
16時間断食を実践するのであれば、3食のうちのどの食事を抜くかを選択しなくてはいけません。
いつも軽食で済ませている方は朝食を抜きましょう。
16時間断食指導者も朝食抜きがおすすめ
僕はこれまでに100名を超える方々のダイエットサポートを行ってきました。
そしてそのほとんどが16時間断食を指導しています。
16時間断食の専門家である僕も、朝食抜きをおすすめしています。僕も16時間断食を中心に100名以上のダイエット指導を行ってきましたが、生活に支障がでるほど体調を崩したという方は一人もいません。
ほとんどの人は朝食抜きを選ぶ
ダイエットサポートをするときには必ず、カウンセリングを行います
その時に朝食と夕食のどちらを抜くか選択してもらいます。
そうすると、8割の方が朝食を抜くと答えるのです。
要するに夕食よりも朝食を抜く方が続けやすいという方がほとんどなのです。
朝食はブラックコーヒーを飲もう
最高に体が整う朝食は、シリアルなんかじゃなく、ブラックコーヒーです。
意外と腹持ちも良いので、空腹の辛さも和らぎます。
そしてブラックコーヒーにははかり知れない効果があるのです。
- オートファジーの活性化
- 脂肪燃焼の促進
- ポリフェノールによる若返り
などの健康効果があるとされ、16時間断食との相性が抜群なのです。
健康やダイエットのことを考えるなら朝食はブラックコーヒーで決まりです。
慣れるまではナッツはオッケー
朝食を抜くと、どうしても空腹が辛いという方もいるでしょう。
慣れたら全く辛くなんてありません。
しかし、食欲を意志の力で抑えるのは難しいので慣れるまではナッツや生サラダなら間食
しても大丈夫です。
あくまでも間食なので食事にならないように注意しましょう。
1ヶ月もすれば空腹力が高まり、朝食なしでも平気になります。
そうしたらナッツなどの間食もやめてオートファジーを活性化させていきましょう。
まとめ
- 朝食を食べないと力が出ない人もいる
- お通じのサイクルが乱れることがある
- 朝食抜きの方が痩せづらい
上記の3つが16時間断食のデメリットです。
当たり前ですが、朝食がないと、どうしても辛い方には向いていません。
しかし、朝食抜きの方が夕食抜きよりは継続しやすい方が多いはずです。
朝食抜きのメリットは、生活が充実する！ということだと思います。
夕食時に外食をしても飲み会に参加しても朝食を抜けば16時間断食は成立しますからね。
16時間断食の朝食抜きは多くの方が取り組みやすい食事法だと思います。
